本日のお悩みはこちらです。

とのことでした。
気分転換、確かに大事ですね。
以下に対処法を記載いたします。
気分転換が下手なので方法を知りたい。誰でも無理なくできる対処法のご提案。
気分転換に行動は必ずしも必要ない
気分転換というと、だいたいの人が行動を思い浮かべ、実行しようとします。
☑ 風呂に入る
☑ 漫画を読む
☑ 好きなことをする
☑ マッサージ
☑ 音楽を聴く
☑ 寝る
☑ おいしいものを食べる
☑ 映画を観る
☑ 身体を動かす
別に悪くはありません。
悪くはありませんが、行動での気分転換には大きな欠点があります。
それは
☑ 時間がかかる
☑ いつでもどこでもできるわけではない



このように、行動による気分転換には、時間やコストがかかるという欠点があります。
しかも、時間やコストをかけて行動したからといって、必ずしも気分転換になるとは限りません。

気分転換は思考でもできる
考える、思考するだけで気分転換可能です。
☑ 自分の心が本当は意味のついてない、他人や出来事に「嫌」という意味をつけたことを知る
☑ ゴキゲン、フロー状態の価値を思い出す
☑ 自分の感情を知る
☑ 今に生きる、と考える
☑ 一生懸命を楽しむ
☑ 今日の全力を今日に置いていく、と考える
行動と違い、思考は、時間やコストの制限がほぼゼロです。
いつでもどこでもできる対処法です。
僕も毎日とりくんでいます。
逆に言うと、毎日取り組まないと気分転換が上手になることはありません。下手なままです。
思い出したように対処しても、すぐにできるようになるものでもありません。
スポーツ選手だって上手にできるように毎日練習してますよね。
僕は小学校時代、野球をしていたのですが、1週間練習を休むともう明らかにパフォーマンスは落ちています。

それほど、スキル化というものは毎日毎日取り組んで身に付け続ける必要があります。
最も身に付けるといっても、思考の場合は、荷物になるわけでもなければ、コストがかかるわけでもありません。
毎日対処してスキル化することで、どんどん気分転換が上手になってきます。
気分転換の危険性。自分自身を傷つける気分転換があるのではないだろうか
ちょっとだけちょっとだけの罠
しんどいことがあると、スイーツを食べに行こう、という気分転換法を思いついたとします。
しかし、先ほども申し上げたように、行動というものはいろいろな制約があります。
そして、もっとも大きな制約、といいますか、行動による気分転換のリスクとして挙げられるのが
「依存」
です。

お金が減ります。
時間もかかります。
スイーツが無いとなんだか落ち着かなくなります。
スイーツが食べられないと考えるとイライラすることが多くなります。
スイーツの食べすぎで太りすぎ、健康に影響を与えるかもしれません。
「依存」
は辛いものです。
嫌なことから逃げて辛い思いをする、というのは誰しも本意ではないでしょう。
ご褒美の罠
嫌なことがあったらスイーツを食べる。

無理やりなポジティブ思考で誤魔化してないですか?
人間は罪悪感を覚えると弱くなります。
罪悪感の弱さを消そうと強引に自分の心を納得させると、強引な人になります。

自分の行動の正当性を主張するために他人を攻撃口撃することもしばしばみかけます。
ストレスがかかっているからの行動なのでしょうが、はっきりいって八つ当たり以外の何物でもありません。
そしてそういう行動をしていると自分の非を認め無くなり、他人に対する攻撃性が増すことになります。
このような人々が巷では「強い人」と呼ばれもてはやされていることもあります。

間接的に何万人もの市民を死に至らしめた、ヨーロッパのほうの女性の独裁者が、ついに裁判にかけられることになりました。
その第一声は「私は被害者なんです」というもの。
八つ当たりしている人を「強い人」と評価するのは人それぞれの価値観にお任せしますが、その延長戦には「独裁者」という属性が存在していることを忘れないようにしたいものです。
「強い人」と「独裁者」を混同しないようにしたいものですね。
他責自責の罠
気分転換ができないと、ついつい環境や出来事や他人のせいにしてしまうのが僕たち人間です。
あるいは、自分自身の至らなさに悩んでひたすら自責してしまとか。

他人のせいにして責任を押し付けて気分を変えている人がいるように思いますが、王道ではありません。
自分のご機嫌を保つために他人を犠牲にするというのは、大人のやることではありません。昨今、多いですけどね、そういう大人、アダルトチルドレン。
では、どうすればいいかというと
☑ 思い通りにならないことは多いし言い訳はするし泣いたりもする。でも最後は自分自身で自分の心を決めるんだ
と考えることです。

そしてあなたの心を決めることができるのはあなただけです。
別に凹んでも嫌な気持ちになっても誰かを責めてしまってもいいのですが
☑ 自分の心は自分で決めることができる、自分でしか決められない
ことは紛れもない事実です。
他人に腹立ってもいい、自分の不手際の罪悪感に悩んでもいい。

そのほうが、ずっと自分らしい人生を生きることができます。
気分転換する力、ご機嫌力を毎日鍛えていこう
気分転換する力は鍛えることができる
心が大事だ、相手の心を大切に。
学校で誰もが先生に言われたのではないでしょうか?
ではどうやって?
どうやって心を大事にするのですか?
先生は答えてくれましたか?
そもそも先生に聞きましたか?
それくらい、心というものは漠然としたものだ、と思われています。
しかしそんなことはありません。
心にだって法則があります。
☑ 心には状態がある
☑ 心にはご機嫌、不機嫌の2つの状態がある
☑ 心がご機嫌であればパフォーマンスがあがり、不機嫌ならパフォーマンスは下がる
どうして他人を貶めてはいけないのか?
それは自分の心にしこりを残し、不機嫌になることで自分自身のパフォーマンスを下げるからです。
逆に、理由なんてなくても敵味方心の中で応援してみてください。
心が少しばかりご機嫌になります。
習慣です。心をご機嫌にする習慣が多く身についている人ほど気分転換は上手です。
逆に心をご機嫌にする習慣がほとんどない人は常に不機嫌です。
そして、昔に比べて不機嫌な人は増えています。
不機嫌な人が増えている理由
人間は、認知活動をしています。
認知活動のおかげで僕たちは
ポイント
・ 食べ物に困りません
・ 乗り物を使って出張や旅行ができる
・ 医療が進んで病気やケガがなおる
という恩恵を多々受けています。
しかし認知機能と言うのは、実は活動すればするほど不機嫌も生み出してしまうものなのです。
あなたの周りにもいませんが?
頭はいいしテストの点もいいのだけれど、無表情で何を考えているかわからない、たまに話しかけたら不機嫌そうに話す人。
認知機能だけで生きているとほぼ必ずこうなります。
気分転換が最高に上手な人はご機嫌の価値をいくつも知っている
ご機嫌というのは価値があります。
あなたの人生の時間の質、生活の質を向上させます。

これ、お金にするといくらになりますかね?
1万円をどこかに置き忘れたら必死に探して取り戻そうとしますよね?
ご機嫌を失ったら必死に探して取り戻そうとしているでしょうか?

そこに価値を感じたならば、他人や環境ごときに簡単に渡してはだめです。
不機嫌になったら、ご機嫌の価値を思い出して、すぐに取り戻すのです。
認知の世界で生きている僕たちは、不機嫌を無くすことも減らすことも難しそうです。
外界の出来事や他人は制御できませんので。
ならば、自分の心の内をコントロールするほうがよさそうだ。
自分の心の内をコントロールするためには、ご機嫌の価値を何度も何度も思い出す訓練をすること。
最終目標は3秒以内に気分転換できるようになることです。
気分転換が下手なので方法を知りたい。誰でも無理なくできる対処法のご提案。~まとめ~
気分転換が下手な人は、自分の心をご機嫌にする習慣が身についていません。
対処法としては
☑ ゴキゲンの価値を知る。不機嫌になったらご機嫌の価値を思い出してご機嫌を取り戻そう
☑ 思い通りにはならないけど、最後は自分の心は自分で決める、と考える
☑ 上記を毎日毎時間可能な限り意識する
ことです。
本記事があなたのお悩みの解決に少しでもお役に泣てたならばこれほど嬉しいことはありません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。