本記事では

というお悩みにターゲットしています。
仕事で最初に決めたことを後になって自分たちの都合で簡単にひっくり返してしまう人は世の中にたくさんいます。
自分のことだけ考えている、いわゆる「仁義がない」人間です。
そんな人間と否が応でも付き合わなければならない場合はどうしたらいいでしょうか。
仁義の無い人との付き合い方。相手の都合を考えない人の対処法。
仁義なき人間の考え方
仁義なき人間は「自分が悪くなければそれで責任を果たしている」と考えています。
なにげに正しい主張のように思いますがそうではありません。
相手の都合も何も考えず「自分が悪くなければそれでいい」と思っているのです。
もっと言えば「自分が悪くなくて、かつ物事がうまくいかないのは他人のせいだ」と考えているのです。
おおきく、間違っています。
一般的な日本人には信じられない感覚ですが、上記のような価値観で、なぜか日本で社会生活をおくっている人が少なからずいらっしゃいます。
相手の都合を考えない弊害
媚びへつらうほど相手に迎合する、気を遣う必要はありませんが、少なくとも自分ができる範囲でなら相手の都合も考えるべきです。
近江商人の「三方よし」の関係。
最近のビジネスシーンでも使われる「WinWin」の関係。
説明するまでもないですが、誰かが著しく損したり虐げられたりする商いはいずれ破綻するものなのです。
ブラック企業然り、やくざ然り、仁義なき人間然り、です。
仁義なき人間との付き合い方
まずできるならば1対1の関係を避けます。
可能な限り周りの人間を巻き込むようにします。
難しいようであれば直接対面、口頭でのコミュニケーションを避けます。
メールや書面ベースでやりとりを確実に残し、書面に無いことを後で言ってきたら厳密に確認するようにする。
どうしても口頭でやりとりした内容は、議事録を書いてメールで共有する。
角が立たないようにする言い方であれば
「私に漏れがあってもいけませんのでやりとりはメールや書面でお願いします。」
「今回の依頼は、以前のやりとりにはなかったことなのですがどのような意図でしょうか」
のような言い方があります。
面倒くさいですが、仁義なき人は相手の都合などお構いなし。
プライドや精神を傷つけても、「自分が悪くなければ構わない」と思っています。
私はやくざものではありませんが、「仁義」とは本当に大切なことだと思います。
仁義がなかった第一次世界大戦
第一次世界大戦でドイツは負けました。
その後、報復を恐れたイギリスやフランスといった戦勝国はドイツに対して、ベルサイユ条約で払うことのできないほどの多大な賠償金を課しました。
その結果どうなったか。
ドイツ国内の不満をまとめる形で台頭したアドルフヒトラー率いるナチスドイツ。
ナチスドイツの説明はみなさんご存じのとおりです。あえての説明は不要でしょう。
相手をやっつけるだけやっつけるという方法は報復を招くのです。
その点、アメリカGHQの日本占領政策は見事でした。
ウォーギルドインフォメーションプログラム。
私たち日本人は今も見事に、太平洋戦争の責任は自分たちにあると思い込んでいます。(日本人、自分たちにもあるのですが)
相手の都合を考えない人の対処法
まずは味方を増やして相手を孤立させることです。
相手の都合を考えない人は敵をたくさんつくっています。
よって敵の敵を味方につけて、こちらは徒党を組めばいいのです。
味方を増やすには、議事録などで証拠を残して、今までの経緯や現状をしっかりと整理、把握しておくことです。
相手の都合を考えない故に孤立するわけですが、残念ながら同情の余地はありません。
あなたが味わった嫌な気持ちを相手にも抱いてもらい、何が悪かったのか反省してもらいましょう。
もっともそれで反省できるくらいなら今までの人生ですでにやっていると思いますので、「馬に念仏」となってしまう可能性が高いです。
期待せずに対応してみましょう。
それでも、どうしてもダメなら一時期休んだり、場合によっては転校、転職となります。
人生には自分ではどうしようもないこともたくさんあります。
一旦逃げても、じっくり休んで英気を養って、別環境で再度チャレンジすることも可能です。
自分が生き残っていけそうな道を辿っていくことにしましょう。
最後にひとつ。
落ち目になっていく「仁義なき人」をみても、蔑んだり哀れんだりするのはやめましょう。
理論的に、淡々と、付き合っていくのが一番です。
自分のご機嫌を損なわずに淡々と対応する方法をこちらの記事で紹介しています。
仁義の無い人との付き合い方。相手の都合を考えない人の対処法。~まとめ~
本記事では仁義の無い人との付き合い方をご提案いたしました。
かくいう私も仁義なき人としょうがなく付き合っている人間のひとりです。
本当に、記事を書いていて、その人のことを思い出して気分が悪かったです。
それはさておき、本記事で提案した内容があなたのお役に立てたならばこれほど嬉しいことはありません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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