会社の施策で陸上無線技術士1級に挑むことになりました。
今回は法規の令和2年11月期臨時第2回を解説します。
相変わらず歯が痛い。
※本記事はあくまで私の見解での解説であり、間違いや不具合などによって発生した損害を補償はできません。あしからず。
陸上無線技術士1級の法規の過去問解説。令和2年11月期臨時第2回を読み解くpart1。
過去問は
こちらのサイトさんにあります。
参考:電波受験界 第一級陸上無線技術士 過去の試験問題と解答(平成29年7月期~)
問題と解答はダウンロードしてみてください。
本記事では解説をします。
A-1
解答は 3 。
選択肢 3は、1か月を経っても無線局落成の通知が無い場合は、総務大臣が落成後の検査をするよと通知する、ってことか。
総務大臣自ら、なのかなあ。
通知するというよりももっと強制的にアクションするような気もするし。
A-2
解答は 2 。
字句 A は 期限になった時に関わらず落成、つまり完成したら届け出てねってことですね
字句 B は 電波の型式、周波数および空中線電力は、無線設備に含まれると思う
字句 D は 当該検査だと検査丸っとスキップして何もしないってことなので、設備を新しく作ったのに検査しないってのはまずいので「一部」ですね
A-3
解答は 4 。
選択肢 2 総務大臣の確認は要らなかった気がする
選択肢 3 遅滞なく報告、が違うかな
選択肢 1 はなんでしょうね?なんだろう?
A-4
解答は 1。
字句 A 対象は他の無線設備全般ですね、
字句 D 報告だけだと一般的にしてるのかな。特に必要があると認めるとき、の対応なので、職員を派遣、検査
A-5
解答は 3。
選択肢 4 は 約10分の1秒間 が 約2分の1秒間 という文言になって間違いの選択肢として出てくる問題がありました。
選択肢 3 について
「変調のない状態における無線周波数1サイクルの間に送信機から空中線系の給電線系に供給される平均の電力をいう。ただし。この定義は、パルス変調の発射には適用しない。」(電波法施行規則第2条第1項第71号)
通常の状態ではなく、変調のない状態
最大の電力ではなく、平均の電力
A-6
解答は 4。
(2)対地静止衛星に開設する人工衛星局(放送衛星局、放送試験衛星局及び一般公衆によって直接受信されるための無線電話、テレビジョン、データ伝送又はファクシミリによる無線通信業務を行うもののうち電気通信業務を行うことを目的とするものに限る。)は、公称されている位置から緯度及び経度のそれぞれ(±)0.1度以内にその位置を維持することができるものでなければならない(電波法施行規則第32条の4第2項)。
0.5度以内ではなくて、0.1度以内なのですね。
A-7
解答は 4。
字句 D データ通信とかテレビジョン、電話は最近はデジタル信号ですね
選択肢は 3,4 に絞られました。
あとは●覚えだ。
A-8
解答は 5。
字句 A これは通常人が出入りする場所、ですね。無線通信電波は即効性で健康に影響を与えるものではないでしょうから。むしろそんな電波であれば別の法律に引っ掛かりそうな気がする。
字句 B 取扱者ですね。無線従事者に限定されません。
字句 D 移動する無線局ですね。移動業務の無線局ってちょっと遠回しで変な表現のような気がします
A-9
解答は 1。
字句 C 移動局に関係するのは振動または衝撃ですね。これで 1,4の2択なのですが、いっつも迷うこの問題。
同じ問題を3回くらい見たことがあるような気がしています。
送信装置 が 電源電圧の負荷
発信回路 が 温度
ですね。
丸暗記。
A-10
解答は 2。
周波数帯域がなるべく広いもの、ではなくて、規格に収まるもの、でしょうね。
A-11
解答は 4。
免許停止処分を受けてから1か月というのは長い気がする。
車の免停でもそんなに長くないですよね。
A-12
解答は 4。
字句 A は 有線通信。この文言はいろんな問題で出てきます。
字句 B 電力の供給の確保のための無線通信、というよりは、人命救助などと並んであげるならば公共の安全性を確保する 交通通信 なのでしょうね。
字句 C は非常事態なので命令形式、行わせる、ということでしょう。
陸上無線技術士1級の法規の過去問解説。令和2年11月期臨時第2回を読み解くpart1。~終わりに~
ようやく法規の過去問も6期目に入りました。
知らない間に令和2年11月期の臨時の試験が実施されていた時はびっくりしましたが。
ちゃくちゃくと学習を進めていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回part2をお楽しみに。
最後に再度記載しますが、本記事はあくまで私の見解での解説であり、間違いや不具合などによって発生した損害を補償はできません。あしからず。