陸上無線技術士。
最近の5Gの関係で流行りの資格です。
今後3年間で技術者は全国で1万人不足するのではないか、とも言われています。
時流にのってお仕事をいただきましょう。
会社の研修で効率のいい学習計画を教えてもらいましたので以下、記載します。
陸上無線技術士の学習計画を練る。合格率を上げる独学の勉強方法は。
働きながらできる学習計画
学習期間:半年
1日の学習時間:90分 夜:50分 朝:20分 昼:20分
夜は過去問に取り組む
朝と昼は復習
科目ごとに学習する
順番は
法規 → 無線基礎 → 無線工学A → 無線工学B
・法規
・無線基礎
・無線工学A
がそれぞれ1か月
・無線工学B
が2か月
・最後1か月は総復習
過去問は
10回分やるという話もありますが、僕は 6回分にします。
なぜなら、法規が6回分過去問を行うと、7割程度はとれるようになったためです。
過去問 6回分を 30日で 2周するとすると
科目 1回分は 2~3日で済まさないといけません。
1科目分は 25問あるので 1日あたり 10~15問程度取り組む必要があります。
過去問に取り組むコツ
50分で10~15問取り組むということは、1問あたり 3~5分で片付けないといけません。
この時間では
・わからない用語を調べたり
・計算式を追っかけたり
・悩んで固まったり
することはできません。
取り組みのコツは
・暗記できるものは、問題と解答を暗記する
・問題の値が変わるなら計算結果の数式を覚える
・頻出問題を体で覚える
です。
朝と昼は
過去問を復習します。
通勤電車の中と昼休みの20分を利用して
参考:一陸技合格プロジェクト
一陸技合格プロジェクトへ
上記のような演習サイトで問題を解いていきます。
間違ったら思い切り悔しがります。
昨日やったことを今日復習するということが記憶の定着にはとても大切。
人間の記憶の忘却曲線は
20分後
1日後
1週間後
に低下します。
つまり今日学習したことは
・1日後
・1週間後
に復習すると定着率がよいというわけです。
無線工学基礎はもしかしたら
無線工学基礎が一番手ごわいという意見もありました。
参考:一陸技合格プロジェクト
一陸技合格プロジェクトへ
こちらの演習サイトでは問題と解答しかわからないので、無線工学基礎は机上で復習するほうがいいかもしれません。
1日くらい
1日くらいサボってもいいか?
ダメです。
1日もサボってはいけません。
継続です。
この計画の総学習時間は 1.5時間 × 180日 = 270時間
ですが、じゃあ1か月で270時間学習して合格できるか、というと微妙です。
1日9時間学習ですね。
なぜ微妙かというと、労力のわりに問題と解法、解答が記憶に定着しないからです。
忘却曲線は人間の生物的特性なので、一気にやるというよりは、コツコツ継続的に習慣化したほうが知識は根付きます。
1日くらい、の妥協からすべてが崩れていくのです。
やむをえず
病気やケガで学習できない日もあるかもしれません。
そんな時も、陸上無線技術士の試験のことを考えてください。
過去問の取り組み方はどうだったかな
とか
あの過去問、難しかったな
とか
スマホが使えるならソファーで演習サイトに取り組む
など
肩ひじ張らずに、あまり固定概念で凝り固まらずに、常に資格のことを意識する、というだけでも継続の効果は見込めます。
少なくとも何もしないよりは、という程度ですが、とにかく大切なのは、毎日少ない時間でもいいので、習慣化すること、です。
習慣化は大切です。
仕事でも勉強でも恋愛でも、
継続的に意識して行動を習慣化する
というのは最強の武器です。
これを利用しない手はありませんぞ。
陸上無線技術士の学習計画を練る。合格率を上げる独学の勉強方法は。~まとめ~
忙しい社会人が働きながらもできる学習計画の解説でした。
私も早速、明日から取り組むことにします。今日じゃないんかい。
私の場合、法規はだいたい覚えたので、あと3科目で4か月。
2021年度7月期の一発合格を目指します。
同志のみなさま、頑張って学習を習慣化しましょうぞ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回記事から無線工学基礎の過去問の解説に入っていきます。