引き続き陸上無線技術士1級の過去問に取り組んでいきます。
今回は平成29年1月期の無線基礎の過去問の解説です。
少しずつでも毎日継続的に学習と復習することが大事ですね。
歯はそろそろ治ってきた感じがします。
※本記事はあくまで私の見解での解説であり、間違いや不具合などによって発生した損害を補償はできません。あしからず。
陸上無線技術士1級の基礎の過去問を独学で解説する。平成29年1月期のpart1
過去問は
この本で過去問10年分の問題掲載および解説があります。
これが理解できればおそらく合格できますが、普通の人は難解な解説に圧倒されてくじけます。
あとはそうですね。
「陸上無線技術士 過去問 ダウンロード」
とかでぐぐって問題と解答はダウンロードしてみてください。
根気良く調べるとどこかしらのサイトにあります。
本記事では解説をします。
A-1
解答は 2
ガウスの定理、の問題ですね。
有難いことに、それぞれの解答で多数決的に絞っていくと解けます。
A Q/ε0 は 3つ
B、Cも、それぞれ 3つある選択肢を選べばよい。
A-2
解答は 5
どこかで見たことある問題。
解答の共通項が多い選択肢は
Aをみると 1,2 と 4,5 3だけ浮いている
Bをみると 3 と共通なのは 5
だから 5 が正解。ってのはこじつけか。
A-3
解答は 4
コイルが2つある。
条件は
磁束が共にφで等しい時
いろいろ計算した結果の式を覚えます。
Ib = Ia × ( 1 + (1 / 平均磁路長) × 非透磁率 )
Ib = Ia × ( 1 + (1 / 50) × 1000)
Ib ≒ Ia × 21
Ib = Ia × ( 1 + (1 / 平均磁路長) × 非透磁率 )
この公式が大事。
値が変わっても算出できる。
問題のキーワード
・磁束が等しい
・図の2つの輪、環状鉄心
・コイル
・比透磁率
・コイル
から
Ib = Ia × ( 1 + (1 / 平均磁路長) × 非透磁率 )
を思い出して値を当てはめる。
あとは計算。
A-4
解答は 1
あ、みたことある。
図と答えを●覚え。
1と2で迷いやすいですが、Cは分母、と覚えておきます。
A-5
解答は
ぐおお、田んぼの田の合成抵抗。
何じゃこりゃ、と思いますが、電流の流れを追いかけるとなんてことない。
2つの道があって、両方とも抵抗が R なら、電流 I は それぞれ I/2 ずつ流れます。
同様に考えると Voの場所に流れる電流は I/4 になります。
田んぼの田の真ん中は迷いますが、I/4 が2つ入ってきて、等しく出ていくので、結局 Vo に流れる電流は I/4です。
だから 40 ÷ 4 = 10A が流れる
よって、Vo = Ro × 10A = 20V が答え。
A-6
解答は 3
解説を冒頭でご紹介した本で読んでみたのですが、さっぱりわかりませんでした。
エネルギーが足りない。
これを本気で理解しようとすると1~2時間くらい時間がかかります。
よって●覚え。
図と解答の形式を覚えて
下向き円、左∞が正解。
A-7
解答は 2
これは多数決の方式に当てはまらない問題ですね。
値が変わるものでもないと思うので、図と解答を●覚え。
問題を特定するキーワードは
・相互誘導結合
・2つのコイルが接した図
・自己インダクタンス
A-8
解答は 4
この問題もみたことあるなあ。
図と解答を●覚え。
ωが共振角周波数が小さいときはVLのほうが小さい
ωが共振角周波数と同じときは π/2 の位相のずれがある
ωが共振角周波数が大きいときは電流のほうが遅れている
A-9
解答は 1
これこそ図とグラフを●覚え。
図1 直列おでんのときは前半平坦、後半尻上がり。
図2 アールアール並列おでんは急な尻上がり
図3 アール並列おでんは昇天
A-10
解答は 3
ああ、みたことあるけど忘れた。
① まずベース電流 Ib を求める
Ib = Ic / hpe = 3 / 300 = 0.01
② コレクタエミッタ間電圧の Vceを求める
Vce = V - R ×(Ic + Ib) = 6
③ ベース抵抗 Rb を求める
Rb = ( Vce - Vbe ) × Ib = (6 - 0.6) / 0.01 × 10のマイナス3乗 ≒ 540
10のマイナス3乗は、単位をKΩにするためです。
A-11
解答は 2
あれ、3と5ってまったく同じじゃないですか?
で、2と4はトランジスタの図が同じでグラフが違う。
で、2のグラフは電圧がマイナスから0に収束してるんですが、それだと3,5とグラフ特性が一緒ってことになるんですよね。
で、誤っている選択肢がひとつってことはつまり・・・
A-12
解答は 5
●覚えです。
A だいたいなんらかの作用が働くのは直交しているときです。
B 空洞共振器はなんだったか、2極管だったか。他の年の問題で出題されてました。
C 静電容量ですね。電流の整流作用を期待できるのは電気を貯めたりできる特性をもった部品です。
陸上無線技術士1級の基礎の過去問解説。平成29年1月期の独学part1。~終わりに~
平日21時まで仕事をしているとどんどん勉強がきつくなってきます。
睡魔との戦いですね。
睡魔との戦いに勝つためには、あまり食べないことです。
激しい運動をしている場合はともかく、あまり運動しないのに食べてしまうと眠気とダル気に負けそうになります。
受験生のみなさま、お互い健康管理、体調には十分気を付けましょう。
本記事が少しでもご参考になれば倖いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に再度記載しますが、本記事はあくまで私の見解での解説であり、間違いや不具合などによって発生した損害を補償はできません。あしからず。