陸上無線技術士1級の過去問を独学で解説します。
無線工学基礎です。
ひとまず平成27年7月期~平成31年1月期までの8期が終わりましたので、今回から横展開で復習していきます。
今日はA-17を攻めていきますよ~。
※本記事はあくまで私の見解での解説であり、間違いや不具合などによって発生した損害を補償はできません。あしからず。
陸上無線技術士1級の基礎の過去問を独学で解説する。各期のA-17問題
過去問は
この本で過去問10年分の問題掲載および解説があります。
これが理解できればおそらく合格できますが、普通の人は微分や積分に圧倒されてくじけます。
あとはそうですね。
「陸上無線技術士 過去問 ダウンロード」
とかでぐぐって問題と解答はダウンロードしてみてください。
根気良く調べるとどこかしらのサイトにあります。
本記事では解説をします。
平成27年7月期のA-17
解答は 3
3つ解答を選ぶこの問題のようなパターンでは
選択肢多数決の法則から1つだけ外れている
ってパターンが多いんですね。
で、外れているのは
C 波形率
です。
波形率は変換で出てきますが波高率は1発変換できません。
平成28年1月期のA-17
解答は 2
(Cv - 4 * 共振時のCv )・・・式(1)
(480 - 4 * 114) / 3
= 8
です。
式(1)は値が変ってもいいように●覚えです。
平成28年7月期のA-17
解答は 1
早速きたか
(Cv - 4 * 共振時のCv )・・・式(1)
(154 - 4 * 34) / 3 = 6
平成29年1月期のA-17
解答は 4
直流じゃなくて交流ですね。
平成29年7月期のA-17
解答は 4
① 各電圧計で測れる最大電流を求める
I1 = 30 / 30 * 10の3乗 = 1 * 10のマイナス3乗 = 1mA
I2 = 100 / 200 * 10の3乗 = 0.5 * 10のマイナス3乗 = 0.5mA
I3 = 300 / 200 * 10の3乗 = 1.5 * 10のマイナス3乗 = 1.5mA
ということは
計測できる状態でいえば
0.5mA
流れた時が最大。
これ以上電流を流すと 電圧計 V2 がメータを振り切ることになるのでイケナイことになるのでしょうな。
② 0.5mA流れた時の各電圧を求める
V1 = 0.5 * 10のマイナス3乗 * 30 * 10の3乗 = 15
V2 = 0.5 * 10のマイナス3乗 * 200 * 10の3乗 = 100
V3 = 0.5 * 10のマイナス3乗 * 200 * 10の3乗 = 100
③ 各電圧を合憲する
合計 215V
になります。
まじめに解説しました。
平成30年1月期のA-17
解答は 1
問題の図とグラフを覚えます。
図はダイオード4つがぐるぐる。
グラフは網の目のような感じ。
で、式を覚えます。
方形波最大電圧 / 1.11
が答えになります。
5 / 1.11 ≒ 4.5
です。
ざっくり覚えるなら
問題文の電圧よりちょっとだけ小さくなる
と覚えます。
平成30年7月期のA-17
解答は 3
交流回路の電流なので、波が出てきて√が出てくるでしょう。
山が2つあるので
2√2
と覚えました。
選択肢類似性の法則で言えば
3,4
が怪しいです。
平成31年1月期のA-17
解答は 5
ついさっきやりましたね。
18 / 1.11 ≒ 16.2
です。
1 の 4.5V
は答えを丸暗記してる人を間違えさせるための選択肢ですね。
なので、式を覚えとくと迷うことが無い
ということになります。
陸上無線技術士1級の基礎の過去問を独学で解説する。各期のA-17問題。~終わりに~
元日の勉強でした。
A-17まで来ましたね。
もう少しだ。
本記事が少しでもご参考になれば倖いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に再度記載しますが、本記事はあくまで私の見解での解説であり、間違いや不具合などによって発生した損害を補償はできません。あしからず。