陸上無線技術士1級の過去問を独学で解説します。
無線工学基礎です。
ひとまず平成27年7月期~平成31年1月期までの8期が終わりましたので、期をまたいで同じ問題番号を横展開で復習中。
今日はA-19を攻めていきますよ~。
※本記事はあくまで私の見解での解説であり、間違いや不具合などによって発生した損害を補償はできません。あしからず。
陸上無線技術士1級の基礎の過去問を独学で解説する。各期のA-19問題
過去問は
この本で過去問10年分の問題掲載および解説があります。
これが理解できればおそらく合格できますが、普通の人は微分や積分に圧倒されてくじけます。
あとはそうですね。
「陸上無線技術士 過去問 ダウンロード」
とかでぐぐって問題と解答はダウンロードしてみてください。
根気良く調べるとどこかしらのサイトにあります。
本記事では解説をします。
平成27年7月期のA-19
解答は 2
昨日みたな。A-18で。
(1) 計測可能な最大電流は?
I1 = 30 / 30 * 10のマイナス3乗 = 1mA
I2 = 100 / 200 * 10のマイナス3乗 = 0.5mA
つまり 0.5mA がこの回路、電圧計の限界。
(1) じゃあ求める電圧は?
V1 = 30 * 10の3乗 * 0.5 * 10のマイナス3乗 = 15V
V2 = 200 * 10の3乗 * 0.5 * 10のマイナス3乗 = 100V
合計 115V
平成28年1月期のA-19
解答は 3
選択肢多数決の法則から B だけ外れているパターン。
R1 と R2 は回路の構成的に同じような位置にあるので
R1 / R2
みたいに分数になるよりは
R1 * R2
で掛け算になる可能性が高いと判断しました。
平成28年7月期のA-19
解答は 4
選択肢多数決とおりの珍しい問題。
B は ですね、絶対値を求めるので
√( aの2乗 + bの2乗)
のような形になるでしょう。
C は Vcの2乗が正解か。
う~ん、間違えて 5 を選んでしまいそうだ。
平成29年1月期のA-19
解答は 5
実は類似性の法則通り。
Rx は 多数決で絞って
3,4,5
のうちいずれか。
Cx は 分子 Cs で絞って
4,5
分母 R1 が 3つあるので
5
と選びます。
2項を選択する問題だと、類似性および多数決で正答できる確率が他の問題より高いです。
平成29年7月期のA-19
解答は 5
あ~これか。
(457 - 4 * 112) / 3 = 3
共振というキーワード
回路の構成
問題文の値の出方
などを何度かこなすと覚えられます。
なれると暗算で解答できます。
平成30年1月期のA-19
解答は 4
Aは多数決
で、B,Cどっちか多数決から外してくるだろうなあ
と思ってたら、Bは
①の計算式を見てみると
左辺 R1R2
右辺 Rxがあって Rs が分子
なので
Rx = R1R2 / Rs
になるのが自然でしょう、と。
で、3項問う問題の場合、1つだけ多数決から外れてるパターンが圧倒的に多いので
C は法則通りで
R1R2Cs
かなと。
よって 4 を選びます。
平成30年7月期のA-19
解答は 5
あ、前半でやった。
多数決の法則は B が外れてます。
で、絶対値を求める式って
√(aの2乗 + bの2乗)
みたいな形式でした。
平成31年1月期のA-19
解答は 3
またか
(426 - 4 * 102) / 3 = 6
です。
キーワードは
共振
問題文の値の様子
回路図
です。
300 とか 600 とかの周波数は、この問題の場合、求めたい値には関係ないです。
陸上無線技術士1級の基礎の過去問を独学で解説する。各期のA-19問題。~終わりに~
今日はするっと解説できました。
昨日だかおとといだか、百分率誤差を求める問題はややこしかったですね。
分数を久しぶりにまじめに計算しました。
さて、横展開もついに次回は A-20 です。
それが終われば B-1,5 であと6回。
これが終われば、頻出計算問題をいくつかピックアップして
それが終わったら模試をかねて令和年度の過去問にガチチャレンジする予定です。
はたして僕のふざけた解説で合格レベルまで達することができているのか?
乞うご期待です。
本記事が少しでもご参考になれば倖いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に再度記載しますが、本記事はあくまで私の見解での解説であり、間違いや不具合などによって発生した損害を補償はできません。あしからず。