昨日は令和2年度1月期の無線基礎の過去問を模試代わりに実施しました。
結果は 91点。
合格でしたが黄色判定です。
今回は実施した結果、僕が間違えた問題をフォローしていきます。
※本記事はあくまで私の見解での解説であり、間違いや不具合などによって発生した損害を補償はできません。あしからず。
陸上無線技術士1級の基礎の過去問を独学で解説する。令和2年1月期のフォロー。
過去問は
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この本で過去問10年分の問題掲載および解説があります。
これが理解できればおそらく合格できますが、普通の人は微分や積分に圧倒されてくじけます。
あとはそうですね。
「陸上無線技術士 過去問 ダウンロード」
とかでぐぐって問題と解答はダウンロードしてみてください。
根気良く調べるとどこかしらのサイトにあります。
本記事では解説をします。
A-1
僕は
多数決の法則通り
に 5 を選びましたが正解は 3。
Cについて√3が出てくるかどうかがポイントですね。
解説をみると計算式はあるのですが
π/6 = 30度
ということで
1:2:√3
の√3
が必要だと覚えておきます。
A-6
僕は L,C ともに共振時に電圧 0 Vになるのか?
と考え 3 を選択しました。
位相差がπradで大きさが等しければ
0V
になるそうです。
間違いは選択肢 2
割り算ではなく掛け算
× Vの絶対値 / Q
〇 Q * V
実は選択肢類似性の法則で考えると
2,3
は類似しているので怪しい。
3を選ばないようにしないとなあ。
A-7
B,D両方が選択肢多数決から外れてますね。
これは今後の出題で
100Ω
の値が変って出てくることがありそうですね。
ポイントを覚えましょう。
① AとDは同じ
A
(R1 + R3) / R3 = (100 + 100) / 100 = 2
D
(R2 + R3) / R3 = (100 + 100) / 100 = 2
② C
1 / 100
ここまででも 3,5 が残るので多数決の法則なら 5 を選んでしまいそうだ。
③ B
(R1R2 + R2R3 + R3R1) / R3 = 3*100*100/100 = 300
この式を●覚えですね。
これ、どこかでやったなあ。
どこだ?
ここか。
参考:
陸上無線技術士1級の基礎の過去問を独学で解説する。各期のA-6問題。
平成29年7月期の A-6 ですね。
さっぱり覚えていなかった。
こういう問題を確実にとっていけることが大事。
計算問題をまとめた記事作成の必要性を痛感しました。
A-13
多数決の法則で
3
を選んだのですが正解は
2
Aは R2 * hfe ですね。
Bは hie / hfe
Cは 解説観たけど複雑。
1 or 2 なわけですが、
電圧増幅度なのに
1
になるんですね。
選択肢としても 1 が3つあるので多数ですが
電圧増幅度で 1
は選びずらいなあ。
あ、この問題に限って言えば
A,B
が選択できれば解答できますね。
これも以前類似問題をやってました。
参考:
陸上無線技術士1級の基礎の過去問を独学で解説する。各期のA-13問題。
平成29年1月期のA-13と同様の問題。
A,Bが算出できれば解けました。
やっぱり増幅度は 1 なんですね。
増幅度が 1。
ここ迷いそうです。
A-18
多数決の法則で
1
を選びましたが正解は
3
オシロスコープの問題ですね。
図1では、縦と横の周期をみます。
縦は 8の字 で 1周期。
横は 2周期です。8の字の1周期の間に 反復横跳びを2回している感じ。
なので X 2周期の間に Y 1周期なので
1kHz の半分 0.5kHz
が答えになります。
Bは多数決でいくか。
横と縦ですが
縦 2 横 1 で 周波数は X 2 Y 1
類似問題は
参考:
陸上無線技術士1級の基礎の過去問を独学で解説する。各期のA-20問題。
平成28年7月期のA-20
が該当しますね。
こちらは
縦 3 横 2 で 周波数は X 3 Y 2
で 4 * 1.5 = 6
か。
A-19
これも多数決の法則で
4
を選んでましたが正解は
1
もっとよく見ましょう。
Aでいえば多数決では
1,4,5
Bでいえば
1,2 と 3,5 がグループ化されてます。
この時点で
1,5
です。4はどこから出てきた。落ち着け僕。
ここから絞るのはホントに難しい。
分母でいえば
R2 3つ CS 4つ
分子でいえば
R1 3つ
で
1
を選びます。
同様の選択肢があるので気を使いますが、よくみて落ち着いて対応します。
B-01
これは
オ
を間違いました。
HB/2
が正解ですね。
9,10
で悩むならまだしもなぜ7を選んだ僕?
アからの流れで 1/2 がありますので 9 が正解。
B-03
これも
オ
を間違えたのですね。
シュミットかミラーか。
最初、効果的には
ミラーかと思ったのですが
シュミットを選んでしまいました。
7 ミラーが正解です。
B-04
エも間違いだったのですね。
他でも類似問題が多々出ていたこの問題。
2 が 3つある問題は今回が初めてだったか。
他期の問題では
位相は進んでいる
で正しい形でしたね。
2がふたつ
と覚えていたので
3つめの誤りがある可能性を考えていませんでした。
B-05
これもオを間違えています。
なんで10kΩになるんだ?
エで 9kΩまで選べているのであとすこし。
難しく考えなくても
27Vで9kΩですよ、では
30Vでは?
と考えると、割合から考えて
10kΩ
が出てきます。
難しく考えすぎ。
あと、前問の選択肢の回答を活かすべき。
陸上無線技術士1級の基礎の過去問を独学で解説する。令和2年1月期のフォロー。~終わりに~
はい、自分の傷をえぐる間違い問題の解説でした。
しんどかった。
そろそろ別科目の無線工学Aに移りたいところですが
試験直前に無線基礎の頻出問題を思い出すために
次回以降は頻出問題をピックアップしていこうと思います。
本記事が少しでもご参考になれば倖いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に再度記載しますが、本記事はあくまで私の見解での解説であり、間違いや不具合などによって発生した損害を補償はできません。あしからず。