今日は月曜日。明日は火曜日。
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レベルアップしちゃいましょう。
陸上無線技術士1級の無線工学A。
解説、はじまります。
※本記事はあくまで私の見解での解説であり、間違いや不具合などによって発生した損害を補償はできません。あしからず。
陸上無線技術士1級の無線工学Aの過去問を独学で解説する。平成29年1月期part1。
過去問は
この本で過去問10年分の問題掲載および解説があります。
これが理解できればおそらく合格できますが、普通の人は微分や積分に圧倒されてくじけます。
あとはそうですね。
「陸上無線技術士 過去問 ダウンロード」
とかでぐぐって問題と解答はダウンロードしてみてください。
根気良く調べるとどこかしらのサイトにあります。
本記事では解説をします。
以下、計算でがっつり解説が別途必要そうな問題に【計算】を記載します。
A-1
解答は 1
D 受信が可能か不可能か
ガードインターバルってのが、
重なってる=可能
重なってない=不可能
だそうな。
あとは
逆高速フーリエ変換
ということを覚えておきますか。
A-2
解答は 3
う~ん計算式があるのですがなんとなく覚えにくい。
なんとなく覚えてみよう。
搬送波電力 Pc
Pc = 590W が なんとなく少なくなる 500W
なんとなくって?
590を 1 + (0.6の2乗/2) = 1 + 0.18 = 1.18 で割るの。
側波帯のみの電力 Pssb は?
Pssb = Pc * 0.6*2乗 / 4
= 500 * 0.36 / 4
= 500 * 0.09
= 45
です。
A-3
解答は 4
ぱっと選択肢をみたときに
1.85と3.42がやけに気になったのですが
解説を読んでその理由がわかりました。
1.85の2乗が3.42
なんですね。
こういうのって、どっちかが正解の可能性が高い。
今回は
sin(π/4) / sin(π/8) ≒ 1.85
となり
1.85の2乗
が答えになるそうな。
A-4
解答は 3
2が臭いんですけどね。
~でなければならない
と言い切ってるので、間違いかと推測しましたが違いました。
遅延検波方式は
1シンボル後
ではなくて
1シンボル前
なのですね。
遅延だから後、みたいなイメージを抱きやすいですが
そうじゃないんですねえ。
A-5
解答は 1
あれ、これ、前に見たことあるような問題ですが解答が前とは違ってるなあ。
もちろん問題文の条件が違うから解答が違うのでしょうけれど。
振幅が大きいのは低いほうの成分。
1dB減少すると振幅が大きいほうは3dB減少する。
なぜ 3 なのか?
前は 6 じゃなかったか?
要復習です。
A-6
解答は 4
解説をみたのですが
sincosの絶望的な嵐だったので
(m / 4) * 100
題意より m=0.8なんですって。
どこから出てきた?
あ、0.8sinpt の 0.8か!
ほんまか・・・?
(0.8 / 4) * 100
= 20
A-7
解答は 5
QPSK は 掛け算
クロックパルスの 1周期以内 ですね。
これは覚えてた。
だから 1,5 で悩んだ。
1を選んだ。
間違えてた。
これ、どこかで出てきた問題だ。
掛け算か。
掛け算ですね。
平成27年7月期だっただろうか。
掛け算なんですね。
掛け算だ。
A-8
解答は 3
之も見たことある。
受信と9dB
ってのを覚えてました。
A-9
解答は 2
これ珍しく選択肢多数決の法則通りですね。
でもなあ。
同相の時、最大となり、π/2の時に0になるのか。
出力が比例してるのでそうなるのか?
波が比例してるってことは、あれか。
同調したら最大になって
直角にずれたら打ち消しあって0になる
ってことか。
分かった気になりました。
あとは、包絡線検波ってのがあるんですね。
FMのほうがなじみ深いからそっちを選んでしまいがちですが
包絡線検波が正解。
A-10
解答は 2
●覚えっすね。
選択肢多数決の法則から
B だけ外れてますよ。
A-11
解答は 5
選択肢多数決の法則から
D だけ外れてますよ。
ここらへん●覚え。
A-12
解答は 1
パルスの繰り返し周期
除去なので差をとるんですね。
これわかりやすいや。
あとは n倍 か。
A-13
解答は 3
2,3,4 が 25毎の区切りなのでこの辺あやしい。
解説をみたのですが謎。
理解できませんでした。
どうするかなあ。
10kHz,100Hz
などがあるので
100m
が怪しいと思ったのですが。
あ~よく読んだらわかりました。
① 変化時間 ΔT を求める
ΔT = (1/200) / ((100*10の6乗) / (10の3乗) = 1 / 2 * 10の6乗
② 航空機の高度 h を求める
h = ΔT * c / 2
c = 電波の速度 = 3 * 10の8乗
え、電波の速度って 300,000,000 m / s = 300,000 km / s = 地球を7周半。
あ、電波の速度って光の速度なのね。
当たり前のように出てきたからわからんかった。
h = 3 * 10の8乗 / 2 * 2 * 10の6乗
= 300 / 4
= 75
ですね。
電波の速度は問題文に出てきてないので覚えにゃいけん。
A-14
解答は 4
多数決の法則から
Cだけ外れてます。
SNR = CNR + 3db
ってことか。
A-15
解答は 2
多数決の法則から
Cだけ外れています。
パルス幅、繰り返し周期を大きくしていくと、振幅スペクトルの周波数間隔は狭くなっていく。
なんのこっちゃ?
パルス幅Tを大きくしてゆくと周波数スペクトルの広がりは1 / Tに比例して狭くなる
参考:新潟大学
信号処理基礎 PDF
上記PDFのP12
相似性というらしい。
というか基礎なんかこれ!?
陸上無線技術士1級の無線工学Aの過去問を独学で解説する。平成29年1月期のpart1。~終わりに~
ほい~解説でした。
法規や無線基礎も忘れないように復習したいのですが
無線工学Aが今は手ごわい相手なので
まあ、継続的に焦らずやっていきますよ。
本記事が少しでもご参考になれば倖いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に再度記載しますが、本記事はあくまで私の見解での解説であり、間違いや不具合などによって発生した損害を補償はできません。あしからず。